「藤枝ウエディング企画コンテスト」グランプリ決定!

8月26日に藤枝市のHOTEL OLEで〝藤枝ウエディング企画コンテスト〟が開催されました。

藤枝市に在住、または関連する高校、大学、専門学校に通う学生のみなさんに参加を呼びかけ、6校の生徒が集結したこの企画。 「藤枝ならではの〝ヒト〟と〝モノ〟を盛り込んだ新しい結婚式を創りだす」をテーマに、4月下旬から全7回のミーティングを重ねて当日を迎えました。ミーティングでは、藤枝のいいところを探したり、アイディアを面白くするコツや、プレゼンテーションの練習などを学びました。

一般審査員の方にも来場し、実行委員長や、藤枝市の北村正平市長の挨拶。審査員には、HOTEL OLE支配人 高井賢一さん、ゼクシイ編集長 日置香那子さん、藤枝市役所 田中章元さん、一般社団法人SACLABO 渡村マイさんの4名。審査員と出場チームの紹介を経て、プレゼンテーションスタート。

以下レポートですが、学生さんたちが出した大事なアイディアなのでプレゼンの細かい内容は書きません。あしからず。

1番手に登場したのはチーム「FKG-B大婚s」。藤枝北高校の生徒さんで作られたチーム。着慣れた作業着での登壇です。
「モノ+想いをかけあわせた式」をテーマにした内容で、当日にゲストが生花をつけて完成させるウエディングドレスや、藤枝産のフルーツを使ってゲストと新郎新婦全員で作る長いロールケーキなど楽しそうなアイディアが満載。自分たちがやってみたい結婚式だったり、SNSで見たものをアイディアとして取り込んだそう。プレゼン後は、審査員の方から、「トレンドをうまくキャッチしています」と言っていただきました。

2番目はチーム「SSSメイカーズ」。清流館高校の生徒さんです。「お姫様になっておもてなし」をテーマに、藤枝らしさを絡めていきます。藤枝市民には馴染み深い「藤の花の色(=紫色)」をコンセプトカラーに、ドレスコードやカクテルの提案。シンデレラをモチーフにし、舞踏会へ招待するイメージで作られた結婚式のアイディア。〝お姫様になりたい新婦〟という新婦像も明確にされ、話を聞きながら内容が想像しやすいものでした。審査員からは「ターゲットがちゃんと設定されています」と評価。

3番目はチーム「Mari」。藤枝東高校の生徒さんが、〝ゲストに満足してもらいたい〟をコンセプトにプレゼンをしていきます。現状の結婚式を例にあげ、ここをこうしたらまた違った感動を与えられるのではないかというアイディアを、論理立てて説明。
藤枝の素材を使ったオリジナルドリンクや、アクセサリー作りなどのアイディアが満載。新郎新婦から参加してくれたゲストへのありがとうだけでなく、ゲストと新郎新婦の共有してきた時間を発表するアイディアなど、聞いていて面白いものばかりでした。審査員からは「みんなで楽しめるウエディングという思いが素晴らしい」と評価。

4番目はチーム「アオ」。藤枝西高校の生徒さんです。藤枝市に在住していても藤枝で式をやらない人がいる、という現状を提示した上で、「DIO Weddiong(=Do It ourservise)」をテーマにプレゼンを進めます。こちらも新婦像を明確にした上で、この新婦だったらどんな式をやりたいかという案を出しました。「〝いいね〟がたくさん欲しい新婦」というターゲットの設定に今ドキ感があります。
ゲストも参加型のウエディングは、各テーブルで制作した藤枝の花を使ったフラワーボックスを作り、後日式場に飾ってもらうことで結婚式が終わっても写真を撮りに来たり余韻に浸ることができるというもの。「サービス精神に溢れている」という審査員の評価をいただきました。

5番目はチーム「ちぐはぐ」。常葉大学の生徒さんです。テーマは「サプライズウェディング」。藤枝市は藤の花が市の花に制定されていますが、実は国内でも有名なバラ農家があり、このバラを使用します。「愛情・情熱・美・あなたを愛します」といった花言葉のあるバラですが、本数によっても花言葉が違うのだとか。これを式の最中に数本ずつ渡し、最終的にはとてもメッセージが強い花束が完成するというアイディアは、知らなかったことに出会わせてもらいました。「バラの使い方に感心した」と審査員の方もおっしゃっていました。

最後はチーム「あまとう」。静岡産業大学の生徒さん。田舎ならではの結婚式をコンセプトに掲げ、「country wedding」をテーマにプレゼンが始まりました。これまでの5校は結婚式場を使ったウエディングでしたが、あまとうは藤枝市の瀬戸谷という地域にある「ゆるびく村」で行うというアイディア。自然があふれる場所ならではの企画、食事、服装、演出など、「地域資源の見直しを考えた」とメンバーが言っていたように、藤枝の素材をふんだんに使ったものでした。

全チームのプレゼン後、一般観覧者の投票と、審査員の投票に移ります。それぞれのプレゼン内容がよく、別室で行われていた審査員同士の話し合いがヒートアップしたそう。

いよいよ結果発表。緊張の瞬間です。

まず準グランプリは、チーム「アオ」(藤枝西高校)のみなさん。そしてグランプリは「FKG-B大婚s」(藤枝北高校)のみなさんでした。メンバーの太田乃愛(おおたのえ)さんは、「今日は参加できなかったんですけど、金田麗奈(かなだれな)を含む4人で4月から内容を考えてきて、一時は(アイディアが)出てこないこともあったけれど、ここまでの企画ができてすごく嬉しいです」とコメント。吉田真季(よしだまさき)さんは、「藤枝の知らなかったことが知れて良かったです」、紅林尚朗(くればやしひさあき)さんは、「まさか(グランプリを)とれるとは思っていなかったんですけど。少ない時間を利用して、個性を活かせたし、何より関わってくれた大人のみなさんに感謝します」。

ゼクシィの日置香那子編集長は、「明るい未来を見せていただきました。商品化に向けて考えていきたい」とおっしゃっていました。

グランプリを獲得した「FKG-B大婚s」の企画は、今後HOTEL OLEでの結婚式で実際のプランとして提案される予定です。

この企画を通して、地元の名産や名物を使った藤枝ならではの結婚式の実現だけでなく、若い世代が藤枝のまちの良さを知ることで新たな視点の魅力が発信される、よいきっかけになったかと思います。これからの藤枝の発展に期待が持てます。

主催:藤枝ウエディング企画コンテスト実行委員会(一般社団法人SACLABO)

後援:HOTEL OLE、藤枝市